設備・治療機器

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マイクロスコープ

山本歯科クリニックは、保険治療にもマイクロスコープを使います。

欧米ではマイクロスコープを使った治療がスタンダードになってきていますが、日本での普及率は、1割程度(2019年日本顕微鏡歯科学会)と言われています。しかもマイクロスコープを使った治療のほとんどは、保険がきかない自費診療の中だけで用いられているのが現状です。

でも、山本歯科クリニックでは、必要に応じて通常の保険診療にもマイクロスコープを取り入れます。すべての患者さんに精度の高い、安全な治療を、安心して受けていただきたいからです。

勘に頼る手探り治療から、見ながらの確実な治療へ

マイクロスコープを使うと、何が変わるのでしょうか?
歯の治療では、例えば被せものと歯のすきまはミクロン(1ミリの1/1000)単位で調整します。でも、しかし人の裸眼では、「0.2ミリ」…つまり200ミクロン以下のものは見えません。
そのため、見えない部分は、歯科医師の技術や感覚など、「勘」に頼って治療するしかありませんでした。その結果、健康な歯を削りすぎてしまったり、悪いところを取り残してしまったりしたために、あとになって神経に痛みが出てしまうことがあったり、むし歯が再発したりしたのです。

しかし、歯科用マイクロスコープを使えば、手探りや勘に頼っていた治療を、実際に目で見て行えるようになります。そうすれば、本当に悪いところだけを削り取り、治療した部分をぴったり、確実に封鎖することができるようになります。

2台目のマイクロスコープを導入いたしました

3年間、マイクロスコープを使った治療を行ってきました。
本当に細かい部分までクリアに見えるので、歯を削りすぎてしまうことを防いだり、かぶせものや詰め物をするときにも隙間なくキッチリとふさぐことができたりします。
当院では、保険診療の時でも必要に応じてマイクロスコープを使って治療を行います。
患者さんの歯の健康を守るため、もっと積極的に活用したいとの思いから、2016年8月に、当院では2台目、豊川市で4台目となるマイクロスコープを導入いたしました。

  • むし歯治療

    むし歯を拡大して見ることができるため、本当に悪いところだけを、最小限に削ることができます。さらに、むし歯を取り除くために削った穴を詰める作業も、肉眼では見えないくらいのわずかな段差や埋め残しもないように治療することができます。

  • 歯の神経/歯の根っこの治療(根管治療)

    根管治療とは、死んでしまった歯の神経を取り除いたり、細菌感染した歯の根っこを消毒したりする治療で、歯を残すためには、とても大事なものです。でも、その歯の神経は数十ミクロン。しかも枝分かれしたり、曲がりくねったりしています。確実で精度の高い治療を行うために、アメリカでは根管治療でのマイクロスコープの使用が義務付けられているほどです。

  • 審美歯科

    美は細部に宿る…と言います。肉眼では確認できないくらい細かな部分まで、マイクロスコープを使って精密に治療します。
    こうすることで、「なんとなく、でもとてもきれい」と思っていただける、あなたにぴったりと合った、きれいな口元を作ることができます。